大学受験に向けて本格的なレポート作成に取り組むHさん
高校生メンバーのHさんは、大学の総合型選抜入試を受けるために、この夏からレポートの作成に取り組んでいます。
Hさんが志望する大学・学部の総合型選抜では、レポートが50点+志望動機書他が20点+高校の学習成績(評定)が30点=100点満点です。
志望動機書はある程度のレベル以上であれば、さほど差がつくことはないと思います。そしてHさんは、評定は高得点が見込まれます。ゆえに、配点の高さを含めて、最後はレポートの勝負です。
高校生がきちんとしたレポートを書く機会はほとんどなく、その方法論を学ぶところから始めなければなりません。大変といえば大変ですが、逆に言えば、他の受験生との差をつけやすいとの見方もできます。募集定員は決して多くなく、合格を手にするのはほんのわずかの受験生のみです(※)。
(※)今日、多くの大学において、受験の方法は多岐に渡ります。チャンスが複数回あるということですが、当然のことながら、それぞれの募集定員は少なく、上位のごく一部の受験生のみが合格となります。少子化が進む中、大学側が経営の事情から受験の機会を増やし、受験生はどの大学・学部をどの方法で受験するか、その分析に多くのエネルギーを投入する、これが現代の大学受験です。
レポート・小論文といえば、スタディクラブの得意分野です。私はかつてシンクタンクに所属し、レポートを書く仕事をしていました。いや、学生時代から、そしてシンクタンクを辞めた後も、経済マターについて文書にまとめたり、レジュメを用意して講座を開催したりしています。
Hさんが大体の範囲でテーマを決めた時点で、文献や資料の探し方・集め方をアドバイスするところから始めました。そして文献・資料が集まってくると、その読み方やメモの取り方などについてレクチャーしました。
Hさんは自身の強い興味のあるテーマを選び、精力的に取り組んできました。今はPCでのインプット作業に移行しつつあります。この段階になると、今度はコンピューターの知識やスキルが必要になってきますので、それらについても説明しています。
さぁ、ここからどうなるか。レポートの構成や効果的な見せ方について固めていくステージに入っていきます。他受験生に差をつけることのできる、一段高いレベルのレポートになるかどうかの、大きな分岐点です。
Hさん、スタディクラブの過去の卒業メンバーの皆さんと張れるようなレポートを作り上げてください。サポート体制は万全です。
