さほど受験に乗り気でなかったS.Y.君(小学生)

どちらかといえば親が中学受験に熱心で、本人は「そんなに言うなら」という程度だったS.Y.君。受験塾の経験はなく、ゼロからのスタート。基礎から積み上げていく方針でカリキュラムを策定。

実際にスタートしてみると、雑でそそっかしいところがある一方で、算数や理科で随所にセンスを発揮。このレベルなら受験がどうなるかは別にしても、学校の勉強では飽き足らないだろうなと感じたので、いろいろな仕掛けを施して“勉強のおもしろさ”を味わえるように誘導しました。

続けていくと本人の意識も上がってきて、受験対策が軌道に乗りました。難易度が上がってもかなりの領域をこなすことができ、一層意欲的になっていく様子が分かりました。当初から大きな変身です。最終的に受験までたどり着き、志望校への進学を果たしました(中学受験対策4科目、週3回 1回3時間)。

 

不登校だったT.S.さん(小学生)

なかなか学校になじめず、一方で勉強が難しくなり心配だということでスタディクラブに入会したT.S.さん。学校の勉強で遅れているところを補ってほしい、が保護者の方の希望でした。

スタディクラブにも慣れるのに少々時間がかかりましたが、学校の科目以外のメニューも入れて(読書、絵を描く、工作など)、広い意味での学習が生活の中に習慣として根付くようにアドバイス。繊細な性格だったため、たくさん話を聞いてあげるよう配慮しました(週1回 1回1時間30分)。

他にも不登校のメンバーは、小中高合わせて何人も在籍しました。その人に合う学習スタイルのアドバイスもさることながら、話を聴いてあげるということが最も大切であるように思います。勉強が苦手という子もいましたが、後にお茶の水女子大学や東京大学に入学するような成績の高い子もいました。

 

スタディクラブを満喫したY.S.君(小学生)

スタディクラブでの学習を最もエンジョイしたメンバーの一人。私立中学受験という名目でしたが、東京で知らない人は誰もいないといってよい難関校1校だけを受験するというユニークな方針。本人の力に合わせてカリキュラムを作り、過去問や類題演習までやり切りました。

学校の勉強では飽き足らず、興味のあることを深く掘り下げて知りたいという姿勢が強く見えました。スタディクラブは何を質問してもよいので、彼の知的探求心は大いに刺激を受けたのではないでしょうか。難しい質問の場合はよく一緒になって調べました(ここでいう難しいとは受験の問題のことではありません、入試問題は必ず正解があるので、悪問の場合を除いて困ることはありません、もっと本質をついた鋭い質問の場合です)。

受験には受かりませんでしたが、本人からも保護者の方からも大変満足感が強い旨のお言葉をいただきました(中学受験対策4科目、週3回 1回3時間)。

 

ハーフのメンバー、Y.T.さん(小学生)

Y.T.さんは父親が日本人、母親がタイ人のハーフ。言葉の問題はなかったので、学習の形式は特別ではなく、日本人の場合と同じでした。学校の勉強+α(やや上のレベル)が希望でしたので、それに応じてカリキュラムを組みました。

学習は順調で、字が大変きれいだったことをよく覚えています。夏休みなどにお母さんの実家(タイ)に行くと、その滞在の様子をたくさん聞かせてくれました。近所を🐘がふつうに散歩していること、屋台の食文化の話など。異文化について学ばせてもらい、私も大変よい勉強になりました(国算、週2回 1回2時間)。

ハーフのメンバーは他にも数名いました。日本人と韓国人、日本人と台湾人、日本人とイラン人です。それぞれに深い思い出があります。

 

勉強が苦手だったT.N.君(小学生)

学校の勉強についていくのが大変だということで、授業のフォローを行うことに。基本的に国語と算数の2科目に絞り、教科書に準拠したテキストを使いました。学校の授業の進度に合わせて、復習型でていねいに対応(予習型は無理と判断)。理科や社会についても質問に答え、テスト勉強を行ったこともありました。

こちらではいつでも何でも質問できるので、日に日に表情が明るくなりました。分からなくなったまま冴えない気分に陥るということがなくなったと、本人からも保護者からも伺いました。

意欲的に取り組み、しっかりと底上げができましたが、大変残念なことに親の都合で引越すことになり退会となりました(主に国算、週2回 1回2時間)。

 

受験専門塾のやり方に疑問を抱いたC.T.さん(小学生)

中学受験塾Nを退会して、スタディクラブにやってきたC.T.さん。親子で受験専門塾のやり方に疑問を抱き、別の方法で中学受験に臨みたいというご相談を受けました。ご要望に応じてカリキュラムを作成し、進捗状況に応じて様々な微調整。

受験塾の固定された授業方式や大量の宿題から解放され、意欲的に受験勉強に取り組みました。チャレンジ校には受かりませんでしたが、勝負校や押さえはすべて合格することができました(中学受験対策4科目、週3回 1回2時間30分~3時間)。

受験専門塾を退会してスタディクラブに入塾というケースは、他にも多くの事例があります。

 

「発達障害」だったK.H.君(小学生)

計画的に行動できない、一つのことが気になると他のことが手につかなくなるなど、「発達障害」によくみられる特徴がありました。特に配慮した点は、①長い目で見て指導する(将来大人になった時に自分で生活できるようにという視点を持つ)、②できたことを褒めてあげる(褒めた後に注意点を伝える)、③こだわりをよい方向に発揮できるよう誘導する(気分を乗せる)、などです。

国語、算数、理科、社会の4科目を予習型で学習したいとの希望があり、それに応じました。遅刻や忘れ物など、毎回のように想定外の事態が起こり大変でしたが(こちらの計画通りに遂行できた日はほとんどありませんでした)、本人がスタディクラブに通うことを楽しみにし、保護者からの信頼も得ましたので、強いやりがいを感じました。本人の努力もあって、生活習慣と学業の両面で大きな成果が上がりました(国算理社、週3回 1回2時間30分)。

「発達障害」のメンバーは他にも在籍例があります。人によって様々な現象があり、また成長ステージ(年齢)によっても異なり、当然接し方が違ってきます。「発達障害」と呼ばれていますが、実態は「脳の機能に凸凹現象が認められ」「得意なことと不得意なことの差が通常の人間よりも大きい」ということだと考えています。集団生活に難点があるかもしれませんが、個人プレイにおいては優れた力を発揮することも珍しくありません。凸の能力・分野を大いに伸ばし、凹の部分の改善には長期の視点で対応する、というスタンスをとっています。

 

着眼が素晴らしかったM.E.さん(小学生~中学生)

言われた通りにやる(解ける)だけでは満足できず、自分が納得いく形で理解することを求めるM.E.さん(おそらく学校では窮屈な思いをしていたでしょう)。学校の勉強+α(やや上のレベル)でカリキュラムを設定。

本質をついた質問や、ユニークな視点の発言が多く、やりとりが大変盛り上がりました(特に理科や算数・数学)。問題数は少ししか進まなかったが、めちゃめちゃ内容の濃い勉強になった、ということもしばしばありました。納得がいくと本当に嬉しそうで、目がキラキラしていたのが印象的です。

文武両道を高いレベルで実現し、進学も希望通り。スタディクラブにジャストフィットしたメンバーでした(国数英理社、週2回 1回2時間30分(中学時))。

 

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