スタディクラブで中学・高校生メンバーから古典の質問を多く受ける中で、どうして学校の古典はこんなにおもしろみに欠けるのかと考えるようになりました。その積み重ねの中で、おもしろいポイントの発掘が進んだため、いくつかの古典文学作品についてワークショップに仕立ててみました。大学の先生や研究者が開催する講座とは違う切り口で楽しんでいただけます。
※お声掛けいただければ、出前講座も行います。
テーマの実例
「まじめでユーモラスな萬葉集」
- 萬葉集の入門講座
- 萬葉集の概要を説明した上で、ユーモアセンスに溢れた歌の数々をワークショップ形式で紹介。さらに、当時の人々が万葉集に託したメッセージについて考察。
「古今和歌集 ここがすごい、おもしろい」
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「古今和歌集に興味はあるけれど、なかなかきっかけがなくて」という方向けの講座。
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第1部「正岡子規の批判」「古今和歌集の基礎知識」。
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第2部「誹諧歌」「掛詞・物名」「君が代原歌」「配列の妙」。
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第3部「仮名序が語る和歌論・日本人の心」「萬葉集と古今和歌集」。
「ポップでディープな枕草子」
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『枕草子』の入門講座。学校の授業や市民講座では抜け落ちてしまうような内容をふんだんに盛り込んだ。
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第1部「枕草子の基礎知識」「清少納言と中宮定子」。
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第2部「類聚的章段」「随想的章段」「日記的章段」。
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補論「紫式部日記の清少納言批判」「枕草子と源氏物語」。
「ユーモアとウィットの吉田兼好・『徒然草』」
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『徒然草』入門ガイド。
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『徒然草』や兼好が作った和歌の中から、ユーモアやウィットに溢れた箇所を選抜して、5つのセクションから構成。