新入会のS君はお喋りマシーンかと思ったら

新入会のS君(小学生メンバー)はよく喋ります。頭に浮かんだことを全部言葉にしているのではないか、と思うぐらいよく喋ります。人が話していても平気で喋り出し、制止しても喋り続ける時もあります。周囲に元々知っている子はゼロなので、一層驚きです。

 

「喋りすぎです」と言うと、「そうだよ、止まらないよ」と返ってくる(笑)。全体で思考ゲームをやっている時も思いついたことを口にするので、「ヒントになって、他の人に迷惑がかかるから黙って考えよう」と抑制しないといけない(汗)。

 

元気で活発であることは大変子どもらしくてよいと思います。僕も小学生の頃、同じように「喋りすぎ」「声が大きい」とよく注意されただけに、その気持ちも分かります。

 

さてどのように対処していこうかと思案していたところ、スプリングセミナーが終わって4月に入ると、様子が少し変わり始めました。S君の私語が減って、個別の学習をしている時の集中度が上がってきたのです。

 

「えっ?「おー?」 何がどうして、この現実が起きている? S君の中で何かのスイッチが切り替わったのか…。パフォーマンスが明らかに向上し、よい意味で僕を戸惑わせています。

 

皆でやる思考ゲームの時は相変わらずの「口の元気さ」が見られるので、おとなしくなったとか、何かの理由で落ち込んでいるとかでは決してありません。「狐につままれた」ような気分ですが、「案ずるより見守るが易し」といった感覚でもあります。

 

S君、君は一体、次はどこへ向かうのだろう(笑)。

 

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