小中学生向けの経済講座 第125回

4月10日(月)、小中学生向けの経済講座(第125)を開催しました。今回は春休みを挟んで、久々の開催となったため、その間の個人的ニュースや新学期の学校の様子などを、初めに話してもらいました。

 

国民負担率
国民負担率について、以下の記事を読みながら、詳細を説明しました。

 

 

 

全文をマル(。)読みで音読。声に出して読むことで、経済用語に一段と慣れることができます。内容はかなり難しいので、易しいレベルに落として、太い幹の部分(大事なところ)が分かるように工夫しました。

 

中学生メンバーが、本文に出てくる「五公五民」を知らないので、少々驚きました。学校で習わないのですね。でも、その方がよいかもしれない。当時の税負担の実態はさほど過酷でなかった(※)はずなので。

 

※飢饉の時期を除く(江戸時代は寒冷期にあたり、「天保の飢饉」「天明の飢饉」など、飢饉の例が多い)。

 

 

中部地方各県の出生数と死亡数
以下の記事に中部地方各県の出生数と死亡数が掲載されていたので紹介。これとその上のグラフを見て、感想や気がついた点を発表してもらいました。

 

 

このデータはあまり目にすることがないので有益でした。人口について、より具体的に理解することができたようです。

 

愛知県以外の県は、ほぼ出生数の倍以上の死亡数を記録しています。それにしても、なぜ滋賀県が入っている?そして、なぜ新潟県や山梨県が入っていない?

 

 

勉強が「嫌い」の比率
最後に経済マターではありませんが、グラフを読み取る勉強として、以下の記事を取り上げました。

 

 

小学1年生から高校3年生までの「勉強が「嫌い」の比率」を棒グラフにして表したものです。これはみんな当事者であるせいか、たくさん意見が出ました。いろいろな可能性を考えてデータを考察することは楽しい作業です。

 

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