小中学生向けの経済講座 第126回

4月17日(月)、小中学生向けの経済講座(第126)を開催しました。

 

電気代あっぷあっぷ
水族館や大学、病院などが電気代の高騰に困っているようです。まずは、以下の記事を読みました。

 

 

内容を理解した上で、他に電気代が高くなると困る会社・組織は?と尋ねました。出てきた回答は、

スーパーマーケット
コインランドリー
イベント会場(ナゴヤドーム、日本武道館など)
温泉
遊園地などのアミューズメント

でした。うんうん、その通り。新聞記事から、電気代の負担が億単位で増えていることが分かり、経営者はかなり頭を悩ませているに違いありません。

 

さらに、A君が「なばなの里」と発言してくれました。まさに!

 

実質賃金の減少
次は実質賃金が大きく減少したという経済統計(毎月勤労統計)を扱ったニュース。マクロ経済の用語やデータに一段と慣れることを目的とし、実質賃金という概念について復習しました(これまでに度々取り上げています)。

 

 

実質賃金の減少は、賃金の伸びに理由があるのか、物価の上昇によるところが大きいのか、という大変よい質問が出ました。統計の意味が分かっているからこそ出てくる疑問点です。上の記事はこの半年間についてのものですから、答えは後者(物価の上昇によるところが大きい)です。

 

K君が「パートタイム比率がこんなに高いとは思わなかった」と発言しました。日本経済の実態をまた一つ、よく理解することができました。

 

 

100円ショップの商品開発
最後は、ほぼ誰もが日常的に利用する100円ショップの裏側を知ることのできる記事です。

 

 

 

各自で読んだ上でフリーディスカッションとしました。

 

今や100円ショップは一つの文化となりつつあります。複数の会社がしのぎを削り、次から次へと新商品が店頭に並びます。利用者にとっては楽しい世界である一方、経済という観点から見ると、マーケティング、利益構造、輸入品との競争など、興味深い点がいくつもあります。

 

 

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