自己評価シートは生徒も大変、先生も大変

中学校で今年から新しい教科書が使用され、新学習指導要領が実施されています。

大きな変化の一つは自己評価シート。まとまった単元が終わると、そこまでの学習を自分で評価する。何が掴めたか、疑問に感じたことなど、いくつかの項目について、自分で書き込む。

どの科目にもこの評価シートがあるようで、生徒はやることが増えて大変な模様。ある程度要領よくやらないと、溜まっていってしまいます。

メンバーが「こんなの、なんて書いたらいいか分かんないよ」と呟いているのを耳にすることがあります。覗き込んでみると、確かに書きにくそうだなぁと感じることもあります。

一方で、これをチェックする先生方もかなり大変そうです。

内容以前の問題として、読めない字や誤字脱字のある場合、日本語が文法的におかしい場合など、頭を悩ませる場面が多そうです。

また、この自己評価シートを通知表の評価に入れるとすると(実際はどうなんでしょう?)、どのようにして数値化するのでしょうか。

あるいは、この評価シートに書き込んだ内容に対し、各生徒に何かを返すとすると、今度は(生徒の人数分やるのですから)膨大な作業になり、しっかりやるのはなかなかの困難だと思います。

新学習指導要領によって、生徒も先生も意識を変えていくことが求められているようで、現場の動きを注視していきます。

 

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