確実に前進する姿をキャッチ

中学1年メンバーのＩ君が、このウィンターセミナーの内容を一通り終えた。

英語と数学について、これまでに学習してきたことをまとめて整理整頓する内容だった。量的にはハードである。そして、これを冬休みという短期間でやるところに、ふだんとは違う（ふだんはできない）学習のポイントがある。

予想通り、マスターしきれていなかったり、忘れてしまっているというポイントが続々出てきた。これでよい。曖昧なポイントを浮かび上がらせるという狙い通りで、どこが弱いかをＩ君が自覚するためにやっている（こちらが把握するためでもある）。

Ｉ君はこの学習に実にていねいに取り組んだ。これが大変嬉しい。ノートを見ると、実によく分かる。そして、質疑応答で大変内容の濃いやりとりができた。

唯一残念だったのは期間内に終わらなかったこと。これは計画の立て方と実行力という問題で、2021年の大きなテーマにしたい（それでも客観的に見て従来よりも向上している）。

Ｉ君は能力があるものの、中学の勉強に戸惑い、これまで各科目の随所で苦戦してきた。しかし、努力の積み重ねにより慣れてきて、少しずつ力を発揮しつつある。2021年はブレークする可能性を大いに感じる。

よりハイレベルな質疑応答や会話がたくさん実現していくことを、心から楽しみにしている。