小中学生向けの経済講座㊾

6月14日(月)、小中学生向けの経済講座(第49)を開催しました。

今回の主な内容は
メンバーが興味を持ったニュース
業種別の所得動向
③スタディクラブからの紹介記事の3点です。

 

メンバーが興味を持ったニュース

まず、I君から「キューピー、代替卵を商品化」という小さな記事が紹介されました(下に写真あり)。アレルギーで卵がダメな人でも食べられるスクランブルエッグの代替メニューです。

「どうしたらこれを広められると思う?」との問いに、
・レストランでおまけとして付けてもらう
・SNSで紹介してくれたら無料にする
・学校給食で出してもらう
といった意見が続々出てきました。冒頭から反応が素晴らしい!

K君からは「20年出生数 最少84万人」という記事が提示されました(下に写真あり)。このところ少子高齢化を何週にもわたって取り上げていたので、その流れで気になったそうです。

記事の中で、コロナ感染との関連に触れている箇所がありました。2021年は70万人台になるとの予測があるそうです。実際にどうなるでしょうか。

 

Sさんからは「マクドナルドの紙袋のデザインが期間限定で変わっていたが、果たして効果があるのか」という問いかけが出されました。

調べてみると、紙袋だけでなくドリンクの容器なども変わっていました。相当のコストだと思いますが、経営陣はそれ以上のプラスを見込んでいます。宣伝効果(メディアやSNS)で、最近足を運んでいなかった人々が「じゃあ行ってみようか」ということになるのでしょうか。

 

 

②業種別の所得動向

資料を配布し、下のグラフから以下のような考察が発表されました。

宿泊業・飲食サービス業の低さが目立つ
医療、福祉、農林水産といった大事な業種の給与が低いことは問題である
金融業・保険業の賞与が高い

『ポプラディアプラス 仕事・職業3』P148

さらに、これらのデータを正社員と非正規雇用に分けて考察しました。

格差が大きいのは卸売業、小売業で、小さいのは学術研究、専門・技術サービス業、建設業であることが分かりました。なぜこうなるのかの理由は難しいので、少し解説を加えました。

続いて、規模別のデータも見てみました。その結果、大企業と中小企業で差が大きいのは、鉱業、採石業、砂利採取業、建設業であることが分かりました。いかにもという結果です。ここも少し解説しました。

 

③スタディクラブからの紹介記事

以下の記事を紹介しました。

 

「ゲンシリョク」は「原始力」でした(笑)。現在、スタディクラブの経済講座は “自転車ブーム” です。

 

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