小中学生向けの経済講座㉑

10月26日(月)、小中学生向けの経済講座第21を行いました。今回もK君(小学6年生)が体験参加してくれ、参加者3名です。

まずは、前回の続きで、株式の取引の仕組みについて。

<出典『親子で学ぶ お金と経済の図鑑』(技術評論社)>

上の図表の他に、売りと買いが出会って初めて売買が成立すること、ゆえにストップ高やストップ安があること、証券会社と銀行の違いなどを、付け加えて説明しました。

 

その次は、株式投資シミュレーションの経過報告。一覧表を配り、感想を発表してもらいました。今回もK君のみがプラス。スタジオアリスが好調。東京ドーム(I君の指定銘柄)は大株主による経営批判が起きていることを解説しました。SさんはANAの株価がどのように回復していくかに注目。

日本の株式市場は米国の株式相場と強く連動していることを説明した上で、11月3日に行われる米国の大統領選挙を材料に上げたり下げたりするので、そういう目で日々のニュースをチェックしてみたら、と伝えました。

 

3つ目は、I君が「ビックマック指数という言葉を耳にしたので、どういうものか知りたい」という質問をしてくれたので、それを説明しました。

マクドナルドは世界中に出店しているので、ビックマックの価格を調べることによって、異なる通貨の価値を比べることができる、という考え方です。

たとえば、ビックマックの価格が日本で390円、米国で5.7ドルとすると、390÷5.7≒68で、1ドルと68円が等しい価値だということになります。実際のドル円レートは1ドル≒105円ですから、それに比べるとビックマック指数はうんと円高ですね。

おもしろかったのは(私を含む)4人の誰も、ビックマックの日本の価格を知らなかったことです(すぐにスマホで調べましたが)。我々はマクドナルドに行かない人間の集まりでした(笑)。

 

その他の紹介記事は以下の通りです。

 

 

今回も、Sさん、I君、K君とも、鋭い意見を連発していました。楽しいね、See you next week!

 

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