小中学生向けの経済講座⑲

10月12日(月)、小中学生向けの経済講座第19を行いました。前回に続き、K君(小学6年生)が体験参加してくれました。

まずは前回からの流れで、東証1部上場企業から選んだ5銘柄を発表してもらいました。

K・I君
・しまむら
・くら寿司
・東京ドーム
・楽天
・壱番屋

T・Sさん
・スカパー
・ANA
・トヨタ自動車
・ローソン
・ラウンドワン

K・K君
・三菱自動車
・山崎パン
・ソフトバンクG
・イオン
・スタジオアリス

それぞれに選択の理由も発表してもらい、非常に興味深いプレゼンとなりました。自分の体験に基づいている銘柄もあれば、「今大きく落ち込んでいるので、これからの挽回が楽しみ」など、戦略的な“投資”もありました。ちなみに「かぶり」は全くありません。

ここから株式投資シミュレーションが始まります。10月12日(月)の終値で、各銘柄の株式を100万円ずつ買ったと仮定し(合計500万円)、1週間ごとにその後の推移を検証していく、という企画です。この企画を通じて、企業や産業の動きを観察しながら、株式投資のリスク・リターンを学んでいきます

 

続いては、Sさんの持参した新聞記事です。

コロナ・ウイルスでデパートや外食の売り上げが減るのは分かるが、どうして鉄の生産が落ち込むのか、という質問でした。このように「なぜ」と考えながら新聞記事を読むのは大変よいですね。経済において、何かが大きく変化した時、その影響は多方面に波及していく、ということを学ぶのに格好の材料で、製造業の実態を話しました。

 

その次はI君の持参記事です。

以前、日本は通貨制度が安定しているということを学んだが、それにもかかわらず「デジタル円」を急ごうとするのはなぜか、という質問です。以前の講座の内容を踏まえての質問は最高にうれしいです。

現代の通貨制度はグローバリゼーションの中で捉える必要があることを説明しました。他の主要通貨がデジタルのシステムを持った時、取引量第3位の日本円がそれをやっていないという事態はなかなか考えにくい。深堀すると難しい話になるので、ここまでで止めました。

 

こちらからの紹介記事はこちら↓

 

 

さぁ1週間後、株価がどうなっているか注目です!

 

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