大学入学共通テストの英語に取り組む

高校3年メンバーのAさんは、大学入学共通テストの英語対策に取り組んでいます。

今年度から始まる共通テストにおいて、英語はセンター試験と大きく異なる出題形式になることが明確になっています。

リーディングに話を絞りますと、発音、アクセント、文法に関する知識を直接問う問題はなくなります。発音とアクセントの問題の消滅は、リスニング問題のウェイトが高まることから十分な合理性がありますが、文法の問題がなくなるというのは実に大きな変化です。

その結果、共通テストの英語は全問が何らかの読解問題になります。しかも、センター試験に比べ、読む量(単語数)が大幅に増え、時に精読、時に速読、時に不要な箇所は読み飛ばすと、様々な読解力を求められます。

Aさんは語彙力と言語論理力があるので、非常に見込みがあります。今は形式に慣れる段階にあり、時間制限を設定せずに解いています。その中で、要点を掴む力、分からない単語が出てきた時に前後から類推する力を着実に向上させています。

これを続けて、語彙力・(読解のための)文法の知識を高め、さらに様々な形式への対処の経験を積んできたら、次は時間制限を設けて解いていきます。

そして最終的には、80分という制約の中でいかに自分のベスト・パフォーマンスに近づけるか、集中力と持久力の鍛錬になります。

英語1教科で受験するわけではありませんから、勉強時間の(他科目との)配分の問題があり、実に大変です。学校の授業や補習を上手く活用して、効率を上げることが肝要。現役生は最後までグイグイ上がっていくぞ!

 

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