中学生英作文の冗談のような本当の話

中学生メンバーのAさんが英作文の質問を持ってきました。

聞いてみると、有名人へのファンレターを英語で書くとのこと。全体的な書き方(構成)や部分的な表現に関する質問でした。

それだけなら何でもないQ&Aです。驚いたのは、なんとその相手が日本人だということ。えーっ、日本人に英語で手紙を書くの!?

まちがいなく相手は外国人だと思っていました。いや、思うというほど意識もしていませんでした、あまりに当たり前のことで…。

このファンレター、実際に送り届けるのだそうです。受け取る方も驚くことでしょう。英語で書いてあるので、外国人から手紙が来たのかと思ったら、差出人は日本人。

いったい全体の何%ぐらいの生徒が(外国人でなく)日本人宛てに書くのか、興味深い。

少なくとも日本の学校では、外国人とのコミュニケーションのために英語を学んでいるのだと思います。インドやフィリピンなどと違って、日本は日本語一つで十分に意思の疎通が図れる社会です。母国語がしっかりしている日本人にとっての外国語という観点で英語と向き合うことが必要ではないでしょうか。

※敢えて好意的に解釈すれば、英語で手紙を書く練習をしたいが、興味を抱く外国人がいないので、次善の策として「日本人相手に英語で書く」でもよし、としたということでしょうか。

 

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