愛知県公立高校入学試験A日程
3月7日(月)は、愛知県公立高校入学試験のA日程:学科試験日でした。
問題を見て印象に残った点をいくつかピックアップして記します。
<国語>
・記述問題は、解答しやすかった。スタディクラブのメンバーは、過去問演習でアドバイスしたポイントを忠実に再現できれば確実に得点。
・古典の問題も解きやすかった。漢文は「何らかのお説教や教訓を垂れている」のパターン通り。話の内容が分かりやすく、口語訳もたくさんついているので有効に活用して得点。
<数学>
・大問3の図形問題が易しくなっていた。難問がない。
・大問2の(1)に時間がかからず、(2)と(3)の思考問題をこなした人は満点かそれに近い点数になる。高得点者が例年より多いと思われる。
<社会>
・例年と同レベルの難易度と思われる。
・例年通り、広範囲の知識を要求する。知識を組み合わせて思考する力を問う出題で、特定の分野への偏りがない。よく作られていると感心(※他科目がダメというわけではありません)。
<理科>
・全体的に易しめの設定になっているとの印象。
・一方、最後の問題6に、楽をさせてもらえない問題が並ぶ。(1)は濃度と密度を組み合わせて解かせる良問。(2)は「音」の応用問題。「音」はあまり出題されない単元で軽視されがちだが、最後の最後に考えさせる問題が配置されていた。グッドボタンを押したい。
<英語>
・例年よりも易しい。
・英作文は、スタディクラブのメンバーに過去問を使って、時間とエネルギーをかけてアドバイスしたが、拍子抜け。満点の受験生も多いと思われる。
以上まとめて、5科目全体で易しくなっています。A日程の高校はボーダーラインが上がる可能性大。
さぁ、A日程の面接を終えたら、次はB日程。スタディクラブのみんな、理科を中心に最終チェックをやろう。