小中学生向けの経済講座 第75回
1月24日(月)、小中学生向けの経済講座(第75回)を開催しました。
①白いダイヤ
I君から、「雪は資源である」とする利雪の考えをビジネスに生かしている実例をレポートする記事の紹介がありました。
巨大なコンピューターから出る熱を冷やすために雪を利用する、という内容でした。大変おもしろい記事でしたので、しばしディスカッションを楽しみました。
②トヨタ中国販売過去最高
K君より「なぜトヨタだけよくて、他(ホンダや日産など)は苦戦したのか」との疑問が発せられました。記事を見ると、2021年の中国における新車販売台数は、トヨタが前年比+8.2%だったのに対し、ホンダ▲4.0%、日産▲5.2%、マツダ▲14.3%と、実に対照的な結果でした。
ここまではっきりした違いが出るのは明確な理由があるからですが、それが何かは分からなかったので、「宿題」とさせていただきました。代わりに「これから自動車が大きく変化していくことが確実視される中、様子見で購入を控える人が多くなってもおかしくないのに、どうしてこんなに自動車が売れるのだろうか」と、僕の素朴な疑問を伝えました。
③日本の人口1億2614万人
下の記事から読み取れる情報を1つずつ発表してもらいました。さすが3人とも的確でスピーディーな読み取りで、◎です。
おまけ編として、日本よりも人口の多い10か国(日本は11番目)を当ててもらい、白地図(世界地図)の中に書き込みました。
①中国、②インド、③米国、④インドネシア、⑤パキスタン、⑥ブラジル、⑦ナイジェリア、⑧バングラディシュ、⑨ロシア、⑩メキシコ、となります。
④名証「個人向け」に照準
先週の経済講座で東京証券取引所のプライム市場について勉強したので、その関連として名古屋証券取引所の再編を取り上げました。
名証が市場存続のために、個人株主を重視する姿勢を打ち出していることがよく分かります。