小中学生向けの経済講座 第52回
7月5日(月)、小中学生向けの経済講座(第52回)を開催しました。
今回の主な内容
①メンバーが興味を持ったニュース
②業界分析:外食産業
⓵メンバーが興味を持ったニュース
K君から「トランプ氏企業 脱税罪で起訴」の記事が紹介され、その内容について解説しました。
経済というよりは政治の話であるため、抑え気味にしておこうかと思いましたが、メンバーの関心が高かったので、トランプ氏が2016年の大統領選に勝利した経緯から初めて、時間をかけて説明しました。
I君からは「ロボットのペッパーくんが生産停止になった」という記事を見た、との報告があり、それをきっかけに「新たなペッパーくんが活躍するとしたらどのような場所か」についてディスカッションしました。
主な意見
・遊園地
・病院の面会案内
・学校の保健室・図書室
ペッパーくんかどうかは分かりませんが、学校にロボットが現れる時代はそう遠くないと思います。
プリントづくりやマルつけ、教材選びなどで学校の先生をアシストできれば、先生はもっとよい仕事ができるのではないか、との意見が出て、他のメンバーも賛同していました。現在は生徒が先生をそのような目で見る時代です。
②業界分析:外食産業
『会社四季報 業界地図 2021年版』を活用して、特定の業界を分析するコーナー。今回は外食産業です。
『会社四季報 業界地図 2021年版』(東洋経済新報社)
細かいデータをよく見て、サイゼリヤの平均年収の高さが営業利益の多さに裏付けされていることを確認しました。
また、「なぜ100円の寿司で儲かるのか」の欄から、ツナマヨやコーンの原価は20円以下、みそ汁の原価は10円程度であることを見つけ、なるほど~!と納得していました(ウニやマグロは75~85円)。