小中学生向けの経済講座 第141回
9月11日(月)、小中学生向けの経済講座(第141回)を開催しました。
<もしもこの世にお金が存在しなかったら>
もしもお金(お札や硬貨)がない社会になったら、どんな世の中になると思うか、考えてもらいました。
メンバーから出てきた回答
・物の取り合いになる
・物が手に入らない
・ほぼ原始時代に戻ってしまうのではないか
・野菜を自分でつくるなど、自給生活を送るようになる
・家やマンションなど、住める環境が作れなくなる
・物を分け合ったり、交換するようになる
想像するのが難しいテーマでした。私たちの生活の中では、お金はあまりにも❝当たり前のもの❞として存在しているからです。ゆっくりガイドしながらのディスカッションとなりました。
人類の歴史においては、お金が存在しない、あるいは貝殻などをお金代わりに使っていた時代が長く存在します。
その頃の人々はどのような生活を送っていたのか、そこから考えるとお金はどのように便利なのか、などをじっくり考える機会を提供しました。
お金がないと生活が不便になり、経済がなかなか発展していかないことの一部を理解してもらえたと思います(全部を理解することはなかなか難しい)。
チャレンジングなテーマに向き合い、全員が意見を述べることができ、大変有益でした。お金をテーマとする回の続きを是非またやりたいと考えています。