小中学生向けの経済講座 第127回
4月24日(月)、小中学生向けの経済講座(第127回)を開催しました。
①ChatGPT
米国の高性能人工知能「ChatGPT」の特集記事を紹介。
すさまじいペースで、AIが進化していることをいくつもの事例で説明しています。医療や司法といった、高度な知識・技術を要する世界にも、AIが着実に進出しつつあることを確認しました。
人間の仕事として、何が残るのかを考えさせられます。一方で、ウェブ上の世論操作など、技術進歩に伴う問題点も指摘されていて、場合によっては大変恐ろしい事態が起こることを理解しました。
②自動運転レベル4公道運行へ
先日も取り上げた自動運転が新たな段階に入っていくという記事です。
通読の上、ディスカッションすると、事故やトラブル発生時の対応や、法の整備など、次から次へと課題が提示されました。皆よく考えている!
地方の人口の少ない地域では待望の声も聞かれるようですが、狭い道路が多い、初期コストが高いという問題点もあり、引き続き注目です。
③中国 外資誘致に注力
久々に中国経済を取り上げました。外資依存の具体例として、Panasonicの高齢者向けマンションが取り上げられています。
中国の外資依存が続くのは、自前で技術やノウハウを積み上げていく土壌がないことが原因の一つになっています。
①の「ChatGPT」に対して、中国政府が警戒しているという内容が載っていたので、逆に米国政府はTiktokを警戒している、という話を付け加えました。