小中学生向けの経済講座①
今週(今月)より、小中学生向けの経済講座をスタートさせました。
※本講座に関する詳細はこちらをご覧ください。
初回の参加者は小学6年生1名、中学1年生1名でした。
経済に関する、自分の気になったニュース、疑問に感じていることを発表し、それについて私がヒントを出しながら説明し(新たに出た疑問点にも答えます)、さらに私から出されるテーマについて自分の意見を述べる、というスタイルです。
初回に取り上げた主なテーマをご紹介します。
①新聞記事「3月の消費支出6%減」
・どんな消費が増え、どんな消費が減ったのか。
・コロナ感染が広がる前から消費が減っているのはなぜか。
・統計でサラリーマン世帯に注目するのはなぜか?
②新聞記事「日産 赤字6712億円」
・なぜ工場の閉鎖や人員削減を行うのか(積極的に生産や売り上げを伸ばそうとしないのか)。
・なぜ社長が会見で「(生産能力の削減について)一切の妥協なく断行」という表現を用いたのか。
・2000年の赤字とカルロス・ゴーン氏。
③お弁当ビジネスのアイデア
・学生やシニア向けのお弁当を作ったり、値引きを行う。
・容器をリサイクル型にして、値引きサービスする(リピーターの獲得)
・容器をおしゃれにしたり、子どもなら自分で絵を描いて楽しめるようにする。
他にも「株価が大きく下がった後、変動が大きくなっていたが、それはどうしてか」など、いくつかのテーマがありました。
初回から発言が積極的で、質問のレベルが高く、「お弁当ビジネスのアイデア」も実際に試してみたいと感じる内容で、知的興奮度の高い経済講座になりました。次回も大変楽しみです。