小学生向けの英語 スタート

今週(今月)から、スタディクラブで小学生向けの英語がスタートしました。

小学生は(中学生も)日本語の深みを学ぶことが大切ですが、やるなら思いっきり奮発して、科目としての英語の域を超えて、人間のコミュニケーション・ツールとしての英語に触れることのできる学習を提供していきます。日本や日本語に対する理解を深めるのにも、英語は大いに役に立ちます。

私が小中学生に英語を語る時の入り口は、「英語はどこの国の言葉でしょうか?」です。この問いをこれまで何回してきたか数えきれませんが、「分からない」を除けば、100%近く「アメリカ」という回答が返ってきます。

それでよいと思います。というか、日本は外国の情報が極端にアメリカに偏っていますので、それが自然なことだと思います。私自身も小学生の頃その程度でした。

「アメリカじゃないよー」と言うと、「えーっ」という反応が返ってくるので、「では、どこでしょう?」と尋ねます。少しずつヒントを出しながら、次々と国の名前を出してもらい、「イギリス(イングランド)」という正解を導きます。この国当てゲームで、ずいぶん盛り上がります(笑)。

英語がイギリス(イングランド)の言葉だということが分かったところで、世界地図の登場。「さぁ、イギリスはどこかな?」と問いかけます。あーでもない、こーでもないといった雰囲気の中から誰かが見つけて、そこからみんなに広まっていきます。

 

たいてい「小さい!」という声が上がります。そこで白地図を配り、イギリスを色ペンで塗る。次に「どうして、このような小さな国の言葉が世界に広まっているんだろう?」「他に英語を使っている国はどこがある?」と続けます。

ここでもいろいろヒントを出しながら、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、インド、フィリピンなどを導き出し、白地図に色を塗っていきます。途中で違う国がたくさん出てくるので、ついつい脱線(笑)。

 

イギリスがこれらの国にどのように関わっていったか簡単に説明し、英語の影響力の大きさ(あるいは小ささ)をビジュアル的に認識します。

※案外大きくないね、という反応もあります。

初回はここまでです。そして2回目までの課題を出します。

イギリスってどんな国?何が有名?

次回の発表が大変楽しみです。

 

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