小中学生向けの経済講座㊳
3月15日(月)、小中学生向けの経済講座(第38回)を開催しました。
<株式投資シミュレーション第2弾>
I君
楽天を中心に、全5銘柄が上昇。526.7万円→547.5万円(先先週末の終値→先週末の終値)。また、この日(3月15日)楽天はストップ高を記録。I君は本当にストップ高が多い!(東京ドーム、ZOZO)
Sさん
くら寿司が下げるも、残りの4銘柄が上昇し、黒字上乗せ。6週連続で4人の中でトップ。575.9万円→589.9万円。
K君
ソフトバンクGとプリマハムを中心に、5銘柄すべてがプラス。532.4万円→551.7万円。2位を守り、収益率10%超え。
石川
目立った動きなく、4人の中で上げ幅が最も少なかった。512.7万円→516.7万円。
今回も、当日(月曜日)のマーケットの動きをPC画面を使って解説。また、ストップ高になった銘柄や、大きな動きのあった銘柄の株価推移を、様々な期間(1日、1ヶ月、1年など)をとって考察し、期間のとり方で印象が随分変わることを学びました。
<企業分析>
4人が選んだ銘柄の企業分析を行う新企画の7回目。今回はマクドナルドとソニー(『会社四季報』データを活用)。
※今回も分析が盛り上がり、2社で終わってしまいました。
日本マクドナルドホールディングス
1971年設立。言わずと知れた、ファストフードの王様。これまでに分析したモスバーガー、くら寿司と比較を行い、マクドナルドの規模の大きさ、利益の多さが実によく分かりました。
最大株主がマクドナルド・レストランズ・オブ・カナダで25.2%。第2位がマクドAPMEA(シンガポール)インベストメンツで、24.7%。つまり、グループの関連企業が約50%を保有していることが分かりました。
ソニー
1946年設立。AV機器大手であり、ゲームや映画、音楽分野も強く、海外でもブランド力抜群。株式の時価総額12.3兆円、総資産約25兆円と、パワフル。
こちらはこれまでに分析を行ったTDK、任天堂との比較を行いました。業務内容や数字を見ると、TDK+任天堂=ソニーといった感じで、ソニーの大きさを改めて実感。
この企業分析は今回が7回目で、やる度に用語や数字に慣れてきて、考察がどんどんスムーズになっています。1企業につき、A4で2枚の資料を配布しているので、読むところや見るべき数字が多く、なかなか大変なはずですが、続けるということは本当に意味のあることだな、とメンバーのみんなを見て思います。
来週はお休みで、次回は3月29日です。いよいよ株式投資シミュレーション第2弾のゴールです。 今のところ、Sさんが6週連続でトップですが、ここから2週間あるので、何が起きるか分かりません。Sさんの逃げ切りなるか、あるいはI君、K君の逆転があるか!?