小中学生向けの経済講座 第103回

10月3日(月)、小中学生向けの経済講座(第103)を開催しました。

 

前回、中学3年メンバーのI君が「卒業」し、2名になったと思ったとたん、小学6年のA君が「体験したい」と言って参加してくれました。何というタイミング・・・。

 

テレワークが増え続けると…
Sさんから「ニュースで、テレワークが一層増えているという報道を見たが、これが続くとどのような影響が出るのか」という質問がありました。非常によいテーマなので、ディスカッションすることに。

 

開口一番、K君が「交通機関の料金が上がる」と発言。ロジックは以下の通り。いきなり鋭い!

 

テレワークが増える

電車・バスの利用が減る

公共交通機関はなくすわけにはいかないので、利用者が減れば料金を値上げして、経営が維持できるようにしなければならない

 

他に、
ビルが減る
ビルのオフィスが住居用にリフォームされる
ウーバーイーツの利用が増える
パソコンが売り上げが増える
などが出ました。

 

「ルーキー(新人)」のA君も初回から意欲的にディスカッションに参加してくれて、大変嬉しい♪

 

 

入国上限の緩和
先月(9月)から、日本国内への入国制限が緩和され、外国人旅行客が増えています。

 

 

この記事の内容を確認した上で、クイズコーナーに流れ込む!

以下のランキング上位5か国はどこだ?

地図帳を見ながら、考えてもらいました。それでも、このままでは難しいので、ヒントを出します。

<日本への入国者の多い国>
1位 アジア
2位 アジア(東南アジア)
3位 欧米
4位 アジア
5位 アジア(このランキングのアジア4か国の中で一番日本から遠い)

<日本人が多く訪問している国>
1位 欧米
2位 アジア
3位 アジア
4位 アジア(島国)
5位 アジア(東南アジア、日本への入国者ランク第2位の国とは異なる)

<日本人が多く住んでいる国>
1位 欧米
2位 アジア
3位 アジアでも欧米でもない、母国語が英語の国
4位 アジア(東南アジア、日本人が多く訪問している国第5位と同じ)
5位 欧米(世界で2番目に広い国)

 

上記以外にも細かいヒントを出しながらやってみたところ、なかなかの盛り上がりで、ありがとうございます! 正解は、このブログの最後をご覧ください。

 

 

年賀はがき16億4000万枚
2023年用の年賀はがきの発行枚数が、前年比約10%減の16億4000万枚となり、記録が残る2004年以降で最少となるそうです。

 

 

現在、はがきの郵便代は63円です。1枚60円として、16億枚売ると売上げはいくらになるでしょうか。

60円×16億枚=960億円となり、ざっくり1000億円の売上げです。はがきの原価は知れているので、かなりの収益になります(昔はもっとすごい額になっていたんだろうなぁ)。

ところが、現実には郵政事業の経営は苦しく、赤字を計上するに至っています。日本国が世界に誇る郵便制度がピンチであることを説明しました。

 

 

クイズの正解

<日本への入国者の多い国>
1位 中華人民共和国
2位 ベトナム
3位 アメリカ合衆国
4位 大韓民国
5位 インド

<日本人が多く訪問している国>
1位 アメリカ合衆国
2位 大韓民国
3位 中華人民共和国
4位 台湾
5位 タイ

<日本人が多く住んでいる国>
1位 アメリカ合衆国
2位 中華人民共和国
3位 オーストラリア
4位 タイ
5位 カナダ

 

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