小中学生向けの経済講座 第60回
9月20日(月)、小中学生向けの経済講座(第60回)を開催しました。
今回の主な内容
①スタディクラブからの記事紹介
②メンバーが興味を持ったニュース
③特別テーマ:自民党総裁選と株式相場
①スタディクラブからの記事紹介
第57回講座で話題となったみずほ銀行のシステムトラブルに関するインターネット上の記事を紹介しました。
その記事は、
・銀行とシステム会社とのやりとり
・みずほ銀行ができた時のシステム統合
・第一勧業銀行ができた時のシステム統合
など、システムの実態に関する記述が豊富で、難しいところをサポートしながら、全員で輪読しました(記事自体は長いので省略)。
みずほ銀行のシステムがいかに複雑で、対処が難しいかが、大変よく分かる内容でした。
②メンバーが興味を持ったニュース
今回、I君が持ってきた記事は「タワマン建設 税金が支える」。
どうしてタワーマンションを建てるのに税金を使うのか?という疑問でした。地域の再開発・活性化や公共性の観点から、地方自治体が大いに関係してくることを説明しました。
ところでタワーマンションって何階建て以上?と尋ねてみました。K君「30階」、I君「30階」、Sさん「20階」で、みごとSさんが正解。正式な規則はないものの、一般に60m以上を「超高層建築物」とし、それに相当するマンションは20階建てになるとのことです。
さらに、タワーマンションのメリットやデメリットについて説明しているうちに、予想以上にこの話題で盛り上がりました。
③特別テーマ:自民党総裁選と株式相場
こちらはこのところ継続して追いかけているテーマ。前回から変わった点は、4人目の立候補者(野田氏)が現れたことです。
Sさんが4人の候補について、どの派閥から何人の立候補の推薦を受けているかを一覧にした記事を紹介してくれました。実におもしろい。
自民党総裁選で1位の候補が過半数の票を取れなかった場合について、ディスカッションしました。それぞれの陣営がいろいろな思惑を抱いて、選挙に向けて動いていることが察せられます。
株価については、この日が祝日で東京市場は休場でしたが、シンガポールの先物市場が開いていて、大きく落ちていることを確認しました(その日の夜のシカゴでさらに大きく下落)。
今のところ、誰が当選したら株価がどうなる、という話はあまり出てきていないようです。