小中学生向けの経済講座 第131回
5月22日(月)、小中学生向けの経済講座(第131回)を開催しました。
①日本のGDP
日本のGDPは年間約560兆円です(世界第3位)。この内訳について、以下の穴埋め問題を出してみました。( )の中に1ケタの数字を入れてください。合計で100%になります。
この表で、日本のマクロ経済を産業別、需要別に大きく掴むことができます。正解は次のブログで発表します。
②ジブリパーク 集客好調
先行オープンから半年が経過し、順調な滑り出しとなったことを報じる記事です。
先々週の経済講座で、外国人旅行者の名古屋や東海地方に対する認知度が今一つであるという内容を取り上げましたが、その続編です。ジブリパークが流れを大きく変えてくれるかもしれない、と期待を持たせる記事です。
通読の上、ディスカッションを行いました。
・「世界の最も素晴らしい場所に、日本から京都と共に選ばれたのが名古屋」に驚いた。
・「観光資源を見つけるのは『よそもの』」は、その通りだと思った。
すべてが完成した後、どう伸びていくか、楽しみです(現在は先行オープンの状態)。
③有機農業の実態と大変さ
経済の問題であり、食の問題である農業の核心的テーマ。
有機農業を経済ベースに乗せていくためには、どうしても資本が必要になり、故に大規模化を伴います。国外から遺伝子組み換え種子や、安全が確保されていない化学物質の入った農薬を取り入れるのではなく、安全な国産の農業を守ることが大切です。
④備えない防災
最後に読み物として、「フェーズフリー」を紹介。
寝袋になるクッション、水を運べる撥水バッグに、皆感心していました。人間の発想は本当におもしろいと思います。まさに“必要は発明の母”ですね。