小中学生向けの経済講座 第116回
1月23日(月)、小中学生向けの経済講座(第116回)を開催しました。
①クールジャパンを考える
前回の最後に下の記事を読み、クールジャパンとして何を推したいかを考えてきてもらいました。
順番に発表してもらい、それを基にディスカッションを行いました。
A君:アニメ
・ウェブ上で初めの部分を紹介し、読者を惹きつける
K君:畳
・掘りごたつとの組み合わせ、畳ソファーの開発、フローリングに埋め込むなど
Sさん:うどん
・吉野家とタイアップしてはどうか
②大雪になった時の経済への影響
Sさんが「大雪になったら経済にどのような影響が出るか」というテーマを提示してくれました。天気予報で「今週は雪の降る可能性が高い」と聞いて連想を巡らせたのだと思います。こういう姿勢が素晴らしい!
+(プラス)の影響
・暖房器具、冬用タイヤ、コートなどがよく売れる
・スキー場や温泉のお客さんが増える
・お鍋料理の消費が増える
-(マイナス)の影響
・交通機関が止まる
・外出が減る
・事故が増える
③中学の昼食時間は短いか
以下の記事を基に、学校の昼食時間についてディスカッションしてみました。
K君(名古屋市・中学生)は「この記事の通りで、確かに短い」と、具に説明してくれました。A君(名古屋市・小学生)も「短すぎる」とはっきり回答。一方、Sさん(豊明市・中学生)は「食べる時間は十分にある」と対照的でした。具体的に聞いてみると、はっきりとした違いが見られました。
純粋に疑問に思うのは、成長期である小中学生の食事の時間が10分程度しかないという事態がどうして認められているのか、ということです(一部の学校だとしても)。食べるペースの個人差もありますので、よけいに時間の幅=余裕が欲しいところではないでしょうか。
昼食時間を延ばす場合は、「後ろにではなく前に伸ばしてほしい」という点で3人の意見は一致しました。後ろに伸ばすと部活動の時間が短くなってしまう一方で、朝は比較的余裕があるようです。
たくさんの説明や意見を聴くことができ、大きな収穫でした。