小中学生向けの経済講座㊷
4月19日(月)、小中学生向けの経済講座(第42回)を開催しました。
<「スーパーマリオ」7300万円!>
1986年発売のゲームソフト「スーパーマリオブラザーズ」の未開封品がオークションで7300万円の値がついた、という記事。
この記事をベースに、出品者はどんな人か(想像)、落札者はどんな人か(想像)、オークションでは他にどのようなものが出品されているか、(今は大した価値はないが)将来高い値がつくと考えられるものは何か、を発表してもらいました。
1つの記事から発想力をみがく練習です。
<壱番屋 純益46%減>
株式投資シミュレーションに登場した壱番屋(K君がエントリー)の決算報告の記事。
この記事のどこに注目するか?という問いを投げかけました。見出ししか読まないと、壱番屋の収益動向についてネガティヴな印象しか残りません。
ところが、記事中盤には、2022年2月期は業績回復が見込まれることが紹介され、後半はその要因となる諸点が挙げられています。
企業分析は、過去のデータはもちろん、今後の見通しがより大事です。情報の中から有益な部分を見つけ出す練習でした。
<トヨタウォーズ>
地元の中日新聞で連載されている、トヨタ自動車に関するレポート記事。
トヨタ自動車という巨大企業の実態の一部を知る、有益な記事です。特に、社長が現場に大きく関わっている点の凄さを知ることができます。
「できばえを最終確認するマスタードライバーでもある豊田」(記事4段目の8~10行目)
もう1点。CE(チーフエンジニア)の存在感・貢献の大きさについても知ることができました。
<投資のリスクとリターン>
株式投資の3つの利益「値上がり益」「配当金」「株主優待」を確認した上で、下図を使ってリスクとリターンについて理解を深めました。
(萩原博子監修『どうなる?これからのお金図鑑』P37)
そして、最後に次回に向けての課題。上の図の中に出てくる投資信託について、参考資料(A4で4枚を配布)を読み、自分でおもしろい投資信託商品を考えてくること。
次回を楽しみにしているよ!