個別対応についての考え方

個別対応はキメの細かい指導ができるという点で大変有効ですが、気をつけるべき大きなポイントがあります。それは、対応の仕方によっては依存体質ができて、甘えの構造が定着してしまうという点です。

学習中ずっと傍にいて、ちょっと手が止まったら「どうしたの?」と声をかける、ノートに何か間違いを見つければすぐに指摘し直させてしまう。こういったことを続けていますと、メンバー(生徒)の側は意識・無意識に関わらず、それらの行為を期待して行動するようになります。それは自助努力の機会を奪い、自発性の芽を摘み取ることになります。

誠に恐れ入りますが、商業塾ではこのような状況がしばしば起こっていると思われます。「一回の授業の中でできるだけたくさんのことを教える」「面倒見がよい先生・塾であると思ってもらえるように心がける」といったことがごく自然に行われているのではないでしょうか。

※商業塾でよい先生に出会い、大満足しているという方の話も多く耳にします。人間である以上「相性」は重要な要素ですので、何人もの講師を揃えている商業塾のメリットは大いにあると思います。

スタディクラブでは、仮に1対1という状況になっても付きっ切りということはありません。もちろん質問や相談にはていねいに応対することが大前提ですが、特に必要がない状況では意図的に距離を置くようにしています。もちろん見ていないということではなく、適切な距離感という意味です。

「方針とスタイル」のページで示しているように、やらされる勉強、受け身の学習では実にもったいないと考えます。自分でできることにまで、こちらから手を出してしまうということが決してないように心がけています。

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