クリムト展&あいちトリエンナーレ@豊田市美術館
豊田市美術館のクリムト展&あいちトリエンナーレに行ってきました。
クリムト展は上の写真にもあるように7月23日に始まっているのですが、最近になっても「平日でも人がいっぱいで」と聞くことが多く、大変な人気のようです。
本当にそんなに人気なの?と思いながら出かけていきましたが、駐車場の入り口ではすんなり入れない車が列を作っていました。そして建物に入ると、今度はチケットを購入する人の列が…。う~ん、すごい。
妻(日本画家)は「日本人は印象派が好きだからねぇ」と言っていましたが、ジャポニスムを盛り上げた印象派は、現代日本人とも相性がよいのでしょうか。
内容には非常に満足しました。ほとんど最初から最後まで、大いに魅せられました。クリムトの人となりの説明も豊富で、作品のみならず、人物そのものにも引き込まれました。大変リベラルな芸術家だったのですね。
次に、トリエンナーレに行ってみました。テレビがない上に、新聞も読まなくなっているので、一連の騒動をよく分かっていなかったのですが、それらを報道した新聞記事が展示されていて、概要がよく分かりました。下の写真のような記事が20枚くらい(だったでしょうか)壁に貼られていて、はたしてこれらは作品なのか否か、と考え込んでしまいました。現代アートは難しい(笑)。
おもしろかったのは下の写真です。照明が灯いたり消えたり、傘が開いたりしぼんだり、下に下がったり上に上がったり、一緒に動いたりバラバラに動いたり。
2本立ての映画を観たような、妙な感覚になり、豊田市美術館を後にしました。