石川さんと出会ったのは確か高校受験を控えた頃だったかな。正直、リヴァー・オブ・ドリームス!!!なんかすごい名前!!!と何度も心の中でツッコミました(声に出して言ったことはほぼないです、照)。

 

当時、地元では有名な塾が3、4箇所ありました。でも周りは半分くらい友達作りをしに行っているように見えて、自分には合わないなーと感じました。その点、ここでは各々のペースで各々のやりたいこと、やらなければいけないことに、皆集中していました。

 

 部屋はいつもぎゅうぎゅうで、寒かったり暑かったり、猫が通ったり、寝ている人がいたり、不思議な本が沢山あったり、大学生をいじったり、同学年で同じ講義を受けたり、テスト前に日が変わるまで付き合ってもらったり。そしてたまに真剣に怒られたり。

 

石川さんは知識の幅が広くおもしろいので、周りも友達と話すよりスタッフや石川さんと話していることが多かった気がします。ずいぶん昔のことだし、勉強のことはほぼ覚えていません。ただ、誰に無理と言われようが、本人の意志を共有して、希望するところへの最短ルートを模索してくれる場所だったなぁと記憶しています。

 

高望みの高校受験を無事終え、いったん退塾した後、再びお世話になることに。高校2年の夏までは、将来特にやりたいことはないし、就活先の幅を狭めたくないからと、興味の薄いまま文系学部を希望。

 

が、たまたま見学した某理系大学に惹かれ、直ぐに受験先として希望。数学なしで受験できるとのことで、学校では文系クラスのままでしたが、模試ではE判定。もちろん学校の先生には止められましたが、諦めきれず受験。他大の併願もせず受験。結果、付属の短大に行くことになったのですが、付き合ってくれた石川さん、塾のスタッフ、両親には感謝しかありません。その後、短大から編入試験を受け、希望していた四大を卒業できました。

 

そんな私ですが、人生で一番勉強したのは編入試験時でした。就活も何度も心が折れましたが、希望の会社で働けました。その時石川さんとは関わっていません。ですが、きっと簡単に諦めずにいられたのは石川さんのおかげです。 なんだか熱烈なラブレターになってしまいました、反省。

 

最後に、石川さんが名古屋に移ると聞いた時は、奇跡的にこんなに長い間お世話になれてラッキーだったんだなと思いました。 私はリヴァー・オブ・ドリームスに通えてよかったです(塾名を改めて言いたいだけ、笑)。

 

(注)菊池さんといえば、定期テストの直前に日付が変わるぐらい遅くまで頑張っていたことに加え、中学の合唱コンクールでのピアノ伴奏が強く印象に残っています。平成15年10月31日 森のホール21で行われた 第25回 新松戸南中学校 合唱祭 3年2組 「あいや節幻想曲」の伴奏は菊池仁美さんです!(石川談)。