私が石川さんにお世話になったのは、小学3年生の途中から小学校の卒業まででした。

 

スタディクラブの学習は、ただ知識を身に付けるのではなく、想像力など自分で考える力を鍛えることを重視していました。学年問わず、みんなが同じ部屋で自分の課題をやり、石川さんに各自が質問や解説をお願いするスタイルでした。

 

このような形式だった為、1問に好きなだけ時間をかけることができ、1回の学習で算数の1つの問題をずっと考えていたこともありました(記憶が正しければ)。

 

他にも国語の学習として、何人かで1つの作品を読み、感想を言い合うものもありました。こうした学習のおかげで、自分で考える力がつき、中学・高校を含め今に至るまで、とても助かっています。また、同じ部屋の中に学年問わず色々な人がいたため、休み時間には色々な人と交流でき、スタディクラブ全体の雰囲気も明るく楽しいものでした。こういった経験はスタディクラブならではであったと思います。

 

ここまで授業の話をしましたが、スタディクラブの一番の魅力は石川さん自身だと思います。石川さんは博識で話も上手く、ユーモアに富んでいたので、石川さんと話すことが楽しく、正直半分ぐらいは石川さんと話す事を目的に通っていました。

 

転居により中学以降通えないと分かった時は、とてもショックで悲しかったです。それほどスタディクラブで過ごした時間は楽しいものでありました。石川さんにお世話になったのは約3年と長くはない期間でしたが、その3年はとても貴重なものであり、今の自分を構成するのに必要不可欠なものとなっています。人生の基礎を構成する小学生の間に、自分で考えて取り組む姿勢を教えてくれたこと、石川さんに出会えたことは本当に幸運であったと思います。

 

スタディクラブに入会を考えているのであれば、一度石川さんと会って話すことをお勧めします。色々書きましたが、「百聞は一見に如かず」です。実際に会って話して、自分で決めるのが良いと思います。ただ、自分で考えて取り組む力を鍛えたいのであれば、スタディクラブほど適した環境はなかなかないと思います。

 

(注)本文中「記憶が正しければ」とありますが、福田君の記憶は正確です。いろいろなアプローチを試みる福田君の思考には、いつも見ていてワクワクさせられました。彼は現在、筑波大学の情報科学類の4年生で、大学院に進む予定とのこと。魅力的な研究者になるだろうと楽しみにしています(石川談)。

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