スタディクラブ、ただの塾ではない。先生と呼ぶ人はいないが、いつも爽やかな笑顔で迎えてくれる石川さんやスタッフさん、仲間がいる。そんな場所が好きで、小学生から高校生に上がるまで、お世話になりました。

 

思春期で多感な時期にスタディクラブに出会えたことは、自分の人生において大変ラッキーでした。子供だった私にとって、両親とは別の、石川さんという一人の大人との出会いはとても衝撃的でした。

 

入会ホヤホヤ頃の私に石川さんが度々、一対一で聞いてくれたこと。石川さん「(ニコニコと)最近調子はどう?何か変わったことはあった?」私「(どうって何だ?調子って?よくわからないけど…) 普通です(普通に毎日楽しいけど)。」一見、身になっていたのかどうか不明な会話ですが(笑)、こんなことをいつも聞いてくれていた気がします。

 

何でもいいから質問してみよう、どう思ったか表現してみよう、自分で考えて出した答えを言ってみよう、そんな機会が度々ありました。小さな時も、中学生の受験期も。その度に「いい質問だね」「いい目の付け所だね」「素晴らしい」。とにかく石川さんは”認めて”くれるんです。そしてどんな時もしっかりと向き合ってくれます。

 

その時々に合った、たくさんの新しい発見、物事の見方や考え方に触れる機会を与えてもらったように思います。そして、それに自分で向かって行けるように、自分で見つけた!と実感できるように、こっそり仕向けてくれていたのでしょう。

 

子供ながらにこんなちっぽけなことでいいのかな?なんて不安になったり、言葉にできなかったりすることがあると思いますが、私の中でその概念みたいなものが払拭されたのは、「これでよいんだ」「大丈夫なんだ」という、スタディクラブでの小さな成功体験の積み重ねだったのかなと思います。

 

学校の勉強とは違う、試行錯誤して答えを導く学習内容、聞くこと・話すことが主体の英語、国際交流や地域のフリーマーケットに参加して仲間と一生懸命に商人をやったり、遊園地に遊びに行ったり。もちろん分からないところは、私が納得するまで根気強く教えてくれる。とにかく塾ってこんなことするの?!と、いつも刺激的で楽しい場所でした。

 

自分自身、昔から両親以外の大人や先輩、上司に憧れを抱かないタイプなのですが(すみません…でも芸能人にもです、笑)、石川さんに出会って、こんな大人もいるんだ!と、唯一心を揺さぶられた、衝撃の人物でした(宗教か何かではありません)。

 

中学生になると勉強が本格化し、スタッフの方々もいつも親身になって質問に答えて下さり、やはりそこにはいつも質問しやすい、発言しやすい環境がありました。「今聞きたい」「今つまづいた」「今コレわかんないと次に進めなくてやる気なくしちゃう」(あるある…ですよね)に応えてくれるって凄くよかったと思います。授業も受けるというよりは、参加する…に近い感じだったと思います。聞かれるし発言するし周りの仲間の茶々も入る。

 

私のように初めっから寝てる人、いつも遅刻してくる人(そして毎回つっこまれる)、騒がしいムードメーカー、天才くん、真面目ちゃん、キレのある毒舌キャラ…etc。いろんな人がいて、学校ではなかなか成し得ないメンバー構成の仲間達が一丸となって受験に向かって行くのは、スタディクラブならではの魅力だと思います。

 

あと衝撃だったのは、部活や学校で疲れていつもウトウトが止まらない私に「最初に一回寝よう」と、集中して居眠りするよう勧められたこと!勉強の場で、勉強の為に堂々と寝られるってすごいですよね(笑)。効率的に、自分のペースで、でもやる時は集中してめっちゃやる。一番難しいことかもしれませんが、こういったことを達成できるように、いつもサポートしてくれました。

 

実は、中学1〜2年生の間は大手学習塾にも通っていたのですが、3年生の受験に当たり、マイナーな(笑)スタディクラブ1本に絞った私です。どちらも経験したからこそ…もちろん、大手のよさもあります。でもここにしかないものがあるんです。

 

ちなみに、いつも本当にニコニコ優しいノリのよい石川さんですが、滅多にないけど怒らせると本当に怖いので(怒鳴り散らしたりしないので尚更怖い)、メリハリも魅力かと思っています。

 

スタディクラブでの体験は、私という人間の人生の基盤だと思っています。

いろんな人がいて、いろんな考えがあって、広い視野で見渡せば世の中には本当にいろんなことがあって…でも、全てそれでよいんだということ。この出会いは私にとって、かけがえのない財産です。

 

きっと、これからスタディクラブに出会うかもしれない人たちも、少なからずこんなことを感じたりするのでは?勉強するのは大前提、他とは違う”何か”がある…そんな場所なのだと思います。

 

(注)山本さんは、私が千葉から名古屋に移る際のお別れの会で手紙を渡してくれました。この体験談と同じく、温かいメッセージがたくさん綴られていて、私の大事な宝物となっています(石川談)。

 

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