“ Who wrote this novel ? ” の主語は?
中学2年生メンバーのY君が、“Who wrote this novel ?” の主語は何ですか?と質問してきました。
これは一般動詞の前に疑問詞が来て主語になる、少々変則的な構文です。多くの場合、
What animal do you like ?
When did you clean your room ?
Why did he go there ?
のように、疑問詞は主語になりません。
まじめに勉強していると、疑問詞が主語になる英文に違和感を感じる人も出てきます。
Y君はヒントを出すと、すんなり Who が主語であることを解しました。Y君はセンスがあるので、おそらく次のようなことを考えたのだと思います。
すなわち、この英文の訳は「この小説を書いたのは誰ですか」でも正しく、主語(日本文における)は “この小説を書いたのは” となる。その場合、英文での主語はどこになると考えたらよいのだろうか・・・。
日本語では
「誰がこの小説を書いたのですか」
「この小説を書いたのは誰ですか」
と、2通りの言い方があります。
一方で、英語では
“ Who wrote this novel ? ”
しかありません。
言語力に優れた人はいち早く、日本語と英語は必ずしも1対1で対応しないことに気づきます。
近代(明治時代)以降、日本語は英語(西洋言語)から強く影響を受け、英語(西洋言語)に見合うような言い回しも使われるようになりました。それでも、両者は異なる言語であり、どこまで行ってもきれいには対応しない(訳せない)部分が残ります。
高校生レベルになると、そのような話ができるメンバーはふつうに出てきますが、中学生ではやはり数少ない(そこまで考えなくても処理できるレベルだから)。
Y君は普段の学習の様子を含めて、そのような “未来” が見えているように思われます。Y君、かっこいいぜ!
