2026年度サマーセミナー⑤ H君編
サマーセミナー前期の2週目が終わりました。
<サマーセミナー前期>
1週目:7/21(火)~24(金)
2週目:7/27(月)~31(金)
3周目:8/3(月)~6(木)
相変わらずの暑さですが、ごく一部の体調不良による欠席者を除いて、みんな元気よく部屋に入ってきて、自分の学習テーマと向き合っています。暑い中を通って来てくれることに対し、 “ありがたいことだなぁ” と感じます。
さて、運営サイドからのサマーセミナー前期の大きなテーマの一つは、1学期によいパフォーマンスを発揮できなかったメンバーへのフォローです。
1学期を充実させることができたメンバーは、その流れで夏休みに入っていくため、何かアクシデントが起きない限り、あまり心配はありません。さらに調子に乗って新しいテーマを設定して取り組んでいくので、それを後押ししていくというスタンスです(自分で伸びていくキラキラゾーンに入った時、余計なことをしてはいけません)。
逆に、1学期が今一つだったメンバーに対しては、流れを変えるきっかけとなるようなサポートが大切です。しかも、それを夏休みの序盤に行うことが必要です。
たとえばH君(中学生メンバー)に対しては、いま一つ冴えなかった数学で楽しい思いをしてもらおうと、ポイントを絞って反復学習を行いました。
一旦できるようになっても、次の日に同タイプの問題をやると、再びできなくなっています(苦手な子はそういうものです)。そこで再び同じことを繰り返します。数学の基礎問題の解き方はほぼ一通りしかありませんので、こちらのセリフも同じ内容の繰り返しです。粘り強く繰り返します。
何度も何度も繰り返していく中で、今度は自分自身でやり方を説明しながら解かせてみます。そうすると、しだいに精度が上がってきます。さらに続けていくと、「あっ、そういうことか」「これはこうなって…」といったセリフが出てきます。こうなれば、トンネルはもう少しで終わりです。
もちろん、そこからさらに続け、スラスラできるようになったところで一旦終了とし、そこから先は本人に任せます。あきらめずにやっていると、どこかのタイミングで “引っかかっていた物がスーッと消えていく” ような、曇り空から晴れ間がのぞくような時が訪れます。
この話のポイントは、言うまでもなく基礎反復です。スポーツでも音楽でも、いざという時に力を発揮できるのは、日々の基本の繰り返しにより大切な動きが体に沁み込んでいるためです。考えて動くというよりは、瞬間的に反射神経のように反応していると思います。
そして、もう一つのポイント、できなかったことができるようになると人間は嬉しい、ということです。笑顔と明るい声がそれを物語っています。
