高校1年生メンバー、段階を踏んで高校の学習に慣れてきた

毎年、高校に入学したばかりの1年生の多くは、中学と高校の勉強の違いに戸惑います※これは公立中学から受験をして高校に進学するケースの話です。

 

たとえば…

 

何といっても、科目数が多い。中学生の時は定期テストは最大で9科目だったが(実際には副教科が入る場合で7~8科目で、9科目になることはほとんどない)、高校では副教科がなくても10科目以上ある(細かくは学校により異なる)。

 

各科目の難易度が上がる。中学生の時、学校で上位の成績をとっていた人は大抵のことは1回やれば理解でき、あるいは習得できたが、高校では2回、3回と繰り返しが必要な学習が増えてくる。

 

学校の授業では触れず、自分でやらないといけないものが多い。中学生の時も各科目で問題集が配布されていたものの、さほど大変ではなかった、これが高校になると、量も質も一気に負担が高まる。

 

試験範囲が試験直前にならないと発表されない科目が平気で存在する。中学生の時は約2週間前に試験範囲表が配られたが、高校ではそのような親切な配慮はなされない(横のつながりはほとんどないと思われる)。

 

などである。

 

スタディクラブの今年度の高校1年生メンバーも、1学期からそのような状況に直面し、苦戦する場面が多々ありました。

 

それが1学期が終わり、学校の授業がストップして長期の休みに入ったことで、夏休みの課題に取り組みながら、徐々に高校の勉強に慣れてきたように見えます。

 

レベルの高い学校では先に述べた傾向がより顕著に出るので、ついていくのが大変そうな姿を見ると心配になることもありましたが、このサマーセミナーで改善、前進の兆候を見出し、ほっとしています。

 

「みんな通る道」ですが、一人ひとりの本人にとっては初めてのことです。常にメンバーの立場に寄り添って、話を聴きながら一緒に考えていくというスタンスを心がけています。

 

Follow me!