講座「日本人の美意識」

5月14日(金)、ITC-J名城クラブで講座「日本人の美意識」を開催しました。

以前在籍していた会で、会場(覚王山にあるルブラ王山)もその周辺の街並みも懐かしく感じました。

講座の概要は、幕末・明治に日本を訪れた欧米人が残した記録から「日本人の美意識」について考えてみよう、というものです。

大量の文献から日本人の美意識に触れた記述を抜粋し、国民全般、職人、芸術家に分けて、資料を配布して紹介しました。以下は、その中の国民全般に関するページです。

これらを読んで、グループディスカッションを行いました。肯定的な意見、否定的な意見、いずれもOK。昔を語っても、現代を語っても、自身の体験を語ってもよしで、「日本人の美意識」について自由に論じ合いました。

その後、各グループからディスカッションの内容を発表していただき、それを踏まえて全体ディスカッション。他テーブルから出た感想や意見に対し、「私はこう思う」といった点をどんどん発言していただきました。

 

自然に対する考え方、宗教観、庶民の生活など、話題は多岐に渡りました。それらに対し、随所随所でかんたんな解説を挟みました。

 

最後は私の服装が話題になり、幕末・明治期のヨーロッパにおけるジャポニスム・ブームについて言及しました。

 

あっという間の72分でした。旧交を温めながら、多くの刺激を受け、大満足で会場を後にしました。名城クラブの皆様、お招きいただきまして、ありがとうございました!

 

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