理科の「調査研究」・・・いいね!

近隣のS中学の話です。

理科の先生から通常の学習の他に、「調査研究」という名前で自由課題が出されています。「お知らせ」に、まず次のように書かれています。

興味があればとりくめばよろしい。強制ではありません。

そして、いくつかのテーマが並びます。以下は一部抜粋です。
酸素発見の道程
理想気体の状態方程式
絶対零度
マグニチュードの求め方

十分な時間猶予が与えられ(来週や再来週の話ではない)、用紙や書き方は自由。その上で、このレポートが成績に算入され、いつまでにいくつ出すと何点になるか、具体的に書かれています。

私はこの「調査研究」に大賛成です。定期テストで難しい問題を作って差をつけるのではなく、理科という科目にふさわしい、このようなレポート課題でプラスαの評価を与える方法は秀逸だと思います。

そもそも出さない生徒もいるでしょうが、ウェブサイトでちょっと調べてそのまま書き写したものと、いくつかの資料を参照して自分で考え、まとめながら書いたものには大きな差があります。

先生はたくさんのレポートに目を通すことになり、お仕事が増えて大変ですが、その点も含めて拍手喝采を送りたい。

他の科目も、その科目らしさが出る自由課題を出して、生徒の探求心を刺激するとよいのではないでしょうか。

 

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