日本の伝統文化解説シリーズ④「畳」

日本の伝統文化シリーズ④「

 畳は日本で発祥し発展してきた伝統文化で、古くは古事記に登場する(管畳八重皮畳八重)。初めのころは床に敷き込むのではなく、板の間にござを重ねて敷いたり、寝具として使ったりしていたと考えられ、現在のような畳の構造になったのは平安時代からとみられる。

 

 桃山時代から江戸時代にかけて数奇屋造茶道が発展する中で、畳が普及。ごくごく一般に使用できるようになったのは江戸時代中期以降で、このころから畳師・畳屋と呼ばれる人々が現われ、畳干しする家々の光景がよく見られるようになった。

 

 畳の縦横比は2:1で統一されているが、京間191㎝×95.5㎝、中京間182㎝×91㎝、江戸間176㎝×88㎝、団地間170㎝×85㎝と、微妙にサイズが異なる。

 

 現代では車いすに対応した畳や防水加工を施した畳も作られ、変化を遂げながら千年以上に渡り日本人の生活を支えている。ユネスコの無形文化遺産に登録(2020年)。

 

 

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