日本のよいところを調べて発表しよう

小学生メンバーのMさんが「今日、総合学習でタブレットをずっと見ていたので、目が疲れた」と言うので、内容を尋ねてみると、「日本のよいところを調べて発表することになった」という答えが返ってきました。

これはとてもよいテーマです。というのは、日本の子どもたちは自分の国のよさをあまり知らされていないからです。もちろん今に始まったことではなく、おそらく戦後ずっと続いている現象だと思われます。

スタディクラブでメンバーのみんなとディスカッションしていて、「もったいない」「残念だ」と痛感する場面がたくさんあります。子どもの頃に、自分が生まれ育った国のよさを知ることは、情操の軸を形成していく上で重要です。

もちろん現実と異なる物語を捏造するのはダメですが、日本の場合、他国と比べて優れている点、ユニークな点がたくさんあり、ネタには事欠きません。

教育やメディアは「自国のよさを伝える」という点において極めて不十分にしか機能していませんので、周囲の大人の役割が重要です。

実際、日本のよさをよく知っている子は、家族で然るべき場所に出かけたり、お父さんから話を聞いたり、家の中にそういう書籍が本棚に置かれていたりと、家の中にポイントがあるように思われます。

もちろんスタディクラブでも、ディスカッションの流れでそういう話題になることがよくあります。子どもたちは驚きの反応を見せながら、身を乗り出してきます。

などと考えているところに、今回Mさんから学校の総合学習の話を聞きました。グッドボタンを1万回ぐらい押したい気分です。学校ナイス!です!!

自分で調べて発表するだけでなく、クラス全員の発表から日本のよさについて多くのことを知ることができます。先生の上手な進行とコメントがあれば、“鬼に金棒”ですね。

できることなら、その授業を見学したいぐらいです。

 

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