小中学生向けの経済講座 第58回

9月6日(月)、小中学生向けの経済講座(第58回)を開催しました。

今回の主な内容
①スタディクラブからの記事紹介
②メンバーが興味を持ったニュース
③特別テーマ:エネルギー

 

①スタディクラブからの記事紹介
コロナ感染が長引く中、税収が過去最高に達する見込みである一方、サービス業は全体として大きなダメージを受けている、という2枚。

 

 

コロナ情勢から考えれば税収は伸び悩みか、と思いきや、過去最高を記録しそうとは意外感があるのではないでしょうか。大変勉強になる記事です。キーワードは「大企業・製造業」です。

この記事には「K字経済」というワードも出てきて、これについても説明しました。

2枚目の記事に関しては、Sさんより「医療・福祉事業の休廃業が最も多くなっているのはなぜか?」という質問が出ました。「この局面こそ、医療が大切なのに…」と、大変よい指摘です。ところが、現実には「来客」が大きく減ってしまっている病院は珍しくありません。この点を議論しました。

 

②メンバーが興味を持ったニュース
K君、Sさん、I君の3人ともが、菅内閣の退陣と次期総理を巡る政治情勢を挙げました。下は、I君が持参してくれた新聞記事で、菅政権の脱炭素の動きと株価の推移をまとめたものです。


ここでは、少し政治の話をしました。

 

③特別テーマ:エネルギー
K君より風力、Sさんより地熱、I君よりバイオマスについて、それぞれ発表がありました。どれも要点がうまくまとまっていて、ディスカッションしやすい展開になりました。

原子力にも関心が高かったようで、基礎的なことを解説しました。K君が「ウランとはどのような物ですか」と質問してくれたので、元素図鑑を見せたら、熱心に見入っていたのが強く印象に残りました。

天然ガスやシェールガス、メタンハイドレートにも言及したかったのですが、時間切れ。いや、十分に多くのことを学びました。3人ともどんどん経済脳ができてきていると感じます!1

 

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