小中学生向けの経済講座 第109回
11月14日(月)、小中学生向けの経済講座(第109回)を開催しました。
①日用品 ドローンでお届け
この経済講座では、以前にドローンの実用化について取り上げたことがあります。その最新事情をレポートする記事があったので紹介しました。
この記事を読んでディスカッションを行いました。「週4日」や「重さ5キロ以内」など、実際的な部分に注目が集まりました。
ドローンが活躍するようになると、空を飛ぶことによる事故・トラブルの懸念があるものの、利便性が飛躍的に上がることは間違いありません(過疎地に運べる、渋滞がないなど)。
②荷下ろし自在 考えるリフト
こちらも高度な技術の世界です。記事を読んで、意見・感想を述べてもらいました。
「豊田自動織機」が話題になったので、トヨタの歴史に少し言及。地元、愛知県だからね(笑)。その後、話題の中心は「物流」に移っていきました。
最後に「2024年問題」について深く考えました。残業手当がどんどん減っていく…。
③デジタル競争力
「日本低迷29位」ではなく、何をもってデジタルの競争力を測っているのかに注目しました。
日本の弱い項目
・国際経験
・企業の機敏性
・ビッグデータの活用と分析
だそうです。グローバリズムの流れに飲み込まれると、結果的にこれらの項目の評価が上がりそうですね。
④中古車平均落札額 最高更新
以前に中古車市場の相場上昇の話題が出たので、それに関する記事を紹介。データが如実に物語っています。
長期的には「脱ガソリン車」という、激動の局面を迎えること必至の自動車業界ですが、足元ではこのような動きが起きています。半導体不足で自動車生産が滞る → 新車生産の減少 → 中古車相場の上昇 は、かつて全く想像もしませんでした。
今回も多くのテーマについて学ぶことができました。