小中学生向けの経済講座㉝

2月8日(月)、小中学生向けの経済講座(第33)を開催しました。

株式投資シミュレーション第2弾

先々週から一転、先週は上げ相場となり、全員が評価額を上げ黒字に。なんと前回4人の中で一番下だったSさんがトップに躍り出ました。

I君
ZOZOが月曜日のストップ高の後も続伸し、上昇率29%と躍進。TDKが落ち込んだが、トータルは大きくプラス。505.4万円→530.0万円(先先週末の終値→先週末の終値)。

Sさん
デンソーくら寿司が大きく上昇。銀行3銘柄も反発し、トータルで大きく改善。上記でも述べたように、4人の中でトップに躍り出る。491.9万円→532.8万円。

K君
日産自動車が大当たり。ソフトバンクGも一気に巻き返し、トータルで劇的に改善。あさひはおとなしい動き。492.5万円→523.5万円。

石川
資生堂がブレークするも、残りの4銘柄がさほどぱっとせず、4人の中で一番上げ幅が小さかった。492.9万円→512.2万円。

 

企業分析

4人が選んだ銘柄の企業分析を行う新企画の2回目。今回はTDK、三菱UFJフィナンシャル・グループ、日本ハム、モスフードサービス(『会社四季報』データを活用)。

TDK
1935年設立。電子部品大手。センサーで部門赤字が残るも、それ以外が予想以上の伸びで、営業増益へ
。次の展開がどうなるかに注目。配当金が1株当たり90円と高い。

三菱UFJフィナンシャル・グループ
同グループとしては2001年設立だが、言わずと知れた銀行界の老舗。利益が千億円単位で、他社と桁が違うこと、同時に従業員の数も非常に多いことを確認。配当金は少ない(12.5円)。

日本ハム
1949年設立。プロ野球チームも持つ有名企業。意外や(?)平均年収が大変高い(842万円)。利益が減っているにもかかわらず、配当金が増えている点に着目(53円→90円)。

モスフードサービス
1972年設立。業界2位。2019年度、2021年度と純利益が赤字(2021年度は予想)。不採算店舗・事業の閉鎖、縮小で、2022年度の黒字回復を目指す。K君がモスフードの仕入先に日本ハムが入っていることを発見。モスの業績がよくなれば、日本ハムの売上もその分伸びる!

 

本日のテーマ~新聞記事より

今回も、I君が持参してくれた新聞記事「アマゾンCEO退任へ」を活用。

トップの交代で、これからアマゾンがどうなるかについてディスカッション。みんな、アマゾンが書籍販売のサイトから始まったことを知りませんでした(笑)。

偉大な創業者から2代目に変わった時にどのようなことが起こるかについて、少しおまけで解説しました。

 

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