小中学生向けの経済講座㉚その2

株式投資シミュレーションの銘柄発表の他に、いくつかディスカッションを行いました。

一つ目は、I君が持ってきてくれた新聞記事。

上の写真上段は、ドローンで食品を配送する試みを報じた記事です。地域としては志摩、会社としては楽天が積極的なようです。この試みがうまくいき、今後広まっていったら、空の景色が随分変わるのだろうかなどと想像します。

写真下段は、ホンダと日産が半導体の不足を理由に減産に向かう、という記事です。I君は半導体の動向に注目しているので、この記事も大いに気になったとのこと。テーマで報道を追えるなんて、実にカッコいい。個人的には、この中にトヨタが入っていないことに注目したいと思います。

その次は、格差社会に関する特集記事を読んでのディスカッションでした。具体的には、日本型雇用とジョブ型雇用のメリット・デメリットをテーマとしました。

総じて、ジョブ型雇用は能力のある人、極めて意欲の高い人に向いている一方で、ふつうの人(一般的な多くの人々)には日本型雇用の方が向いているのでは、という意見でした。また、日本型雇用は就職のタイミングが学校の卒業時に偏っている点がマイナス、という意見もありました。

気がつくと、終了時刻をオーバーしていました。正確に言うと、オーバーしていることをメンバーから指摘されて、初めて気がつきました。90分は客観的には長いですが、いったん始まると本当に短い…いつもそう思います。

 

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