小中学生向けの経済講座㉗

12月14日(月)、小中学生向けの経済講座第27を開催しました。

今回も株式投資シミュレーションの経過報告からスタート。先週に続き4人とも黒字で、且つ全員の黒字幅が拡大しました。

好調銘柄:くら寿司、東京ドーム、トヨタ自動車、ソニー、キャノン、スカパー、スタジオアリス

低迷銘柄:楽天、三菱自動車、壱番屋、ローソン、カルビー

今回のシミュレーション・ゲームは2020年12月30日で終了します。年明けから、再度銘柄を指定し直してスタートする予定です。

本日のメインは、以下の記事を読んで、愛知県の人口がこれから増えるのがよいか、減る方がよいか、のディスカッションです。先週、新聞記事を配り、ディスカッション・テーマを示し、準備してきてもらいました。

 

手順として、まずは人口が増える場合と減る場合のメリット・デメリットについて発表してもらいました。その主な内容は以下の通りです。

<増える場合のメリット>
・労働者が増え、経済が拡大する。
・新しい仕事が増える。特にAIに左右されない仕事が増える点に注目。

<増える場合のデメリット>
・食料不足の可能性

<減る場合のメリット>
・職に就きやすくなる
・労働者の生産性が上昇する

<減る場合のデメリット>
・高齢化の進行→労働者の負担が高まる
・地方の人口が大きく減少し、社会の維持が困難に。

随所にAIや高齢化を絡めた意見が出て、できるだけ現実に即した議論をしようという姿勢が見えました。

以上の内容を踏まえて、これから愛知県の人口はどうなるとよいと思うか、意見を述べてもらいました。3人の意見は「少し減るのがよい」「少し増えるのがよい」「減るのがよい」に分かれました。

決まった正解が1つあるわけではありませんので、誰の意見が正しいといった判定はありません。どういう社会になってほしいかの考えが反映されます。実におもしろいディスカッションでした。

次回は年内の最終回です。体調を崩さず、元気に出席してください!

 

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