小中学生向けの経済講座⑮

小中学生向けの経済講座の第15を行いました。

まずは、前回のメインテーマ「安倍総理の辞任で株価がどのように動くのか」からの流れで、この1週間でどのような動きがあったかを確認しました。

・次の首相の座を巡ってどのような動きがあったか。
・株価はどう動いたか。

SさんもI君も、よく報道をチェックしていて感心します。

そこで、I君から質問が出ました。

長期政権になると株価は上がりやすいのか。
もしそうだとすると、長期政権になりそうだと予想できた時点で株価は上がっていくのか。

私からの説明の要旨は次の通りです。

・長期政権になるのは社会、特に経済が安定しているから。そう考えると、長期政権が原因で株価が上昇するというよりも、経済の安定が長期政権や株価上昇の下地になっていると考えた方がよさそう。

・第2次安倍政権の場合は、極めて特別な金融政策の実施が見込まれたため、正式に首相の座に就く前から株価が上がり始めた。これは特別。しかも、その時点で長期政権が見込まれていたわけではない。

※実際にはもっと込み入った説明が必要ですが、小中学生向けですのでこの程度までとしました(それでも十分に高度です)。

次は、下の記事を読んでディスカッション。

 

大企業で働く入社5年目の女性正社員に「管理職を目指したいか」と尋ねた、興味深い調査です。「職場でも(仕事の)管理、家でも(家事の)管理では大変だからではないか」など、おもしろい意見が出ました。途中から人事部の話になって、意外な方向で盛り上がってしまいました(笑)。

他にも何枚か資料を配りました。そのうちの1枚がこちら。

 

マクドナルドは、コロナウイルスによる持ち帰りの増加で売り上げが伸びたことが、決算で確認できました。ドン・キホーテは、この不景気の中で最高益という羽振りのよさです。豊明で4か月前にドン・キホーテがオープンし、地元の話題性が強いということを加味して紹介。

今回は、参加している二人が経済だけでなく、政治のニュースもよくウォッチしているんだなということが、改めてよく分かりました。あっぱれ!

 

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