小中学生向けの経済講座⑭

小中学生向けの経済講座の第14です。

今回は、中学生メンバーのI君から「安倍総理の辞任発言で株価がどのように動くのか」という質問が出ましたので、そこから入りました。論点を以下の3点に絞って話しました。

①株式市場にはたいていテーマ(みんなが注目する材料)が存在する(いつもあるわけではないし、そのインパクトの大きさもまちまちであるが)。ここ数か月はコロナ・ウイルスというテーマで世界の株式市場が動いてきた。この流れの中で、日本の首相交代が大したテーマにならないと市場が判断すれば、これを材料とした大きな変動は起きない。過去の、総理大臣が交代する場面でも、株式市場に大した影響を与えなかった、という場面はふつうにあった。

②次の総理大臣が誰になるかが大きなテーマになるとすると、候補者がどのような経済政策を提唱するかによって変わってくる。景気を強く刺激するような政策を主張する人物が有力だという展開になれば、いち早く市場が動き出す可能性がある。第2次安倍政権の発足時がまさにそうだった。

③世界の株式市場で莫大な資金を使って投資をしている組織はすでにうんと前から、今回のような状況になった時のために情報収集を行っている。もちろんこれからも行っていき、それは市場での売買に反映される。

③は少々難しい話ですが、株式投資のリアリズムの凄まじさを知っておくことは必要です。①と②については、今後の株式市場ニュースを見る際の着眼点にするとよいと思います。

続いて、こちらで用意した今日のメイン・テーマは「日本の人口」です。

・人口減少は過去最大。

・増加しているのは、東京都、神奈川県、沖縄県の3都県のみ。

・愛知県も少し前までプラスで粘っていたが、マイナスに転じ、「名古屋圏などの減少拡大」と見出しが出るような事態になっている。

記事本文の最後に出てくる外国人とはどういう人のことか?という質問が出ました。市内にブラジル人など、多くの外国人が住んでいるので、当然気になるところだと思います。

 

次は打って変わって、テレワーク「隠れ残業」増というミクロに焦点を当てた新聞記事です。

 

その他、話が盛り上がった題材は以下の通りです。

「アップル首位奪回」は株価総額とは何かを説明するために使いました。

ココイチは、小学生メンバーのSさんは愛知県の企業だということを知りませんでしたので、それだけでも出した甲斐がありました。

日本のカレー屋さんがインドで出店するという、おもしろいニュースです。中学生メンバーのI君が「インドで好評価を受ければ、その後世界各地に進出しやすくなる。それを狙っているのではないか」とコメントしました。う~ん、素晴らしい、まいりました。

毎回あっという間に時間が経過し、お開きとなります。

 

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