小中学生向けの経済講座③

小中学生向けの経済講座の第3回を行いました。

※本講座に関する詳細はこちらをご覧ください。

今回、小学生メンバーのSさんが紹介してくれた記事はこちら。

なんと5年前のジンバブエのハイパーインフレーションを報じた記事。さらに、その下の写真は、その時の50億ジンバブエドルのお札。なんでこんなおもしろい物持ってるのー!?

「お母さんの同僚みたいな人からもらいました」って、その人もどうしてジンバブエドルのお札を持っていたんだろう?(笑)

お札のコピ―って撮っていいんですか、ってツッコまないでくださいね。昔の紙きれ同然になってしまったお金だからお許しを。

それよりお札の額面のゼロの数をきちんと数えてください。ちゃんと9個ありますよね。50億です!

そして新聞記事の見出しに注目。「3.5京ドル=1米ドル」とあります。3.5京ジンバブエドルが1米ドル(110円程度)の価値しかなくなってしまった、という意味です。インフレは恐ろしい…。

この後、インフレーションに関する話をいくつかしました。
・高率のインフレーションが起こるのはどのような場合か
・ドイツのハイパーインフレーション
・日本の戦後のインフレ
・現在の日本でインフレを起こすことが極めて困難なこと

続いて、中学生メンバーのI君が紹介してくれた記事がこちら。

先ほどのジンバブエのインフレから、打って変わって、食に関するニッチな記事。「コオロギの煮干し ソース味で」って、本当に濃いネタだねー。

よくこんな記事見つけてきたなぁ。しかもI君は、最後の「食料不足解消などの点から国際的に注目されている」に注目したとのこと、観点が鋭すぎる!

ひとしきり、「昆虫食の専門会社」や「生産者が飼育」や「税込み1280円」などについてディスカッション。話が大いに盛り上がる。

最後に、僕からローカルな記事を提供。

ローカルと言いながら、地元で話題になるのを耳にしたことがない豊明市の買い物券。コロナウイルス対策で、1人1000円の買い物券を全市民に配るそうです。

「250円のチケット4枚つづり」「400円以上の買い物につき1枚使える」「フランチャイズ型を除く小規模事業者や個人の店で使える」などについて、じゃんじゃん意見が出ました。

おもしろい!2人ともよく考えている!!(具体的に書き出すと非常に長くなるので省略)

また来週も楽しみにしています。

 

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