学校の社会科はもっと日本のよさを教えよう(2)

スタディクラブや大人向けの講座で、歴史や日本の経済などについて話をすると、参加者の「意外だ」という反応を感じることが珍しくありません。

特に子どもの場合、その傾向が顕著です。「えっ、ウソ」「日本て~~~なんじゃないの?」(~~~には悪い内容の言葉が入ります)「そんな話、初めて聞いた」

念のため書いておきますが、私は特定の方向に思想誘導する意図は全くなく、話の内容は間違っていない、偏っていないと思います(自分で自分のことを擁護するには限りがありますが)。

日本の実態について、客観的なデータとシンプルな論理から導かれる解釈を述べているだけです。歴史についても、日本国内で自虐的に教えられているポイントについて、史料からふつうに判断すればこうなる、(日本と利害がほとんどぶつからない)諸外国ではこのように教えられている、といったことを紹介しているにすぎません。

もう少し言えば、日本のよいところ、優れた点を日本人が知らないという事態は非常に残念だと考え、意識的にそういうトピックを盛り込むようにしています。

20世紀後半から21世紀序盤にかけての時代は、未来の人々から「こんなにも自国の歴史や文化を否定した時代があったんだね」と語られることと思います。

 

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