大人向けの勉強会 第25回定例会を開催

6月18日（金）、大人向けの勉強会 第25回定例会を開催しました。出席者7名。

今回の第1部のテーマは
「「人生の短さについて」をセネカに学ぶ」。

 

発表者の香村聖文さんによると、セネカはウェブサイトや動画でも多く取り上げられているそうです。なぜこの古典名著が今話題になっているのか、大変興味深く思いながら発表を聞きました。

香村さんが特に注目した箇所がこちら（配布されたレジュメより）

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すなわち、セネカは人生を現在、過去、未来と分けたうち、過去を重んじている。この点が興味深いとのことでした。実は私も同感で、本の該当箇所に付箋を貼っていました。

「現在、そして未来を大切にしろ」と（セネカから）説教されるのかと思ったら、過去が大切で、過去をじっくり振り返る人生を送るべきという趣旨のことが書かれていました。

そして、最後に「哲学に時間を割いて生きることが真に生きるということだ」と、哲学への道が推奨されていました。

香村さん、（私の苦手な）哲学の世界に誘っていただき、ありがとうございました。勉強会で取り上げられなければ、まず読まなかったと思います。

また、随所でローマ帝国の話が出てきましたが、櫻井さんがこの分野に詳しく、時代背景などを分かりやすく教えていただきました。

 

第2部で紹介された書籍は以下の通りです。

 

ディスカッションの内容はあまりに多岐に渡るため、省略します。いろいろな観点や考えがあることを教えられ、本当に勉強になります。

皆さん、ありがとうございました、お疲れさまでした！