図形の証明問題をとことん考える

中学2年メンバーのH君が数学の証明問題を考えていた。三角形の合同を証明する問題である。

難易度のやや高い問題で、すんなりとはいかなかった。どうするかなと見ていると、図形の中に書き込みをしたり、計算をしてみたりと、試行錯誤を続ける。

何度か声をかけようかとも思ったが、人の助けを借りずにこれだけ粘れるのはすごいことで、止めてしまってはもったいないと考え、見守った。

さらに時間が経過し、我慢比べのような状態になったが、さらに見守り続けると、ついにパズルのピースがはまり、証明が貫通した。1問に30分以上費やし、最後は自力で解ききったこと、数学の論理をきれいに表現できたことから、H君は大変爽やかな表情を見せた。

目の前に聞ける人がいるにもかかわらず、自力で考え続けるのは、意識レベルの高さを物語っています。学校の授業が進まない冬休み期間にふさわしい学習姿勢でした(授業の進みを気にせず、自分のやりたいことをじっくり学習できる)。

バスケットボールの得意なH君の、もう一つの nice play!でした。

 

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