「すみません、できませんでした」は要らないよ

スタディクラブに入会して日が浅いメンバーの場合、家庭学習ができなかったときに「すみません、できませんでした」と言ってくることがあります。

そのような場面では、最初に、なぜできなかったのかを尋ねます。そこで然るべき返答があれば、それに対して言葉を返します。

体調が悪かったのなら、「それなら仕方ないじゃない」、予定外の予定が入ったのなら「他によい経験、学びができたのだから、よかったじゃない」「机の上以外に学びの場はいっぱいあるよね」といったように。そして、できなかった分は再協議の上、次回に持ち越されます。

一方、正当な理由がないという場合もあります。そのようなケースでは、「『すみません』は要らないよ、僕のためにやるわけではないからね」と伝えます。

家庭学習(宿題)を「指示を出されてやってくるもの」と捉えているメンバーは、その先入観を変えることが大切だと考えます。本人がやる意義があると認識しているからこそ、その家庭学習(宿題)に意味があるのであって、やらされていると感じながらやるのなら、それは生きた学びではないように思います。

スタディクラブでは家庭学習(宿題)を出す場合、必ず協議した上で、本人が役に立つ内容だと認識したものを設定します。したがって「『すみません』と言うなら、それは自分に言ってあげて」と付け加えます。

一度話せば、みんな理解してくれますので、この件は各メンバーにあったとしても一回です。スタディクラブのメンバーの家庭学習はクオリティが高いと思いますが、以上のようなバックグラウンドがあるからです。

※もちろん学年や精神年齢によって、対応の仕方を細かく変えています(当然のことですね)。

 

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